豪華な東西交流のクリスマスコンサート
師走前の１１月３０日（日）リーガロイヤルホテルのペリドットの間に１２０人の学者・文化人・音楽家・音楽愛好家などが参加し華やかな雰囲気を醸し出した。
このコンサートを企画構成した船岡陽子副会長は「重厚なブラームス作曲のクラリネット五重奏と欧米で活躍するハープの吟遊詩人レベッカ・フラナリーさんの繊細なハープの音色。更に室内楽をバックにバロックダンスと観世流仕舞の競演は他で観ることのできない東西文化の融合のステージ」と企画意図を語られた。
若手演奏家による「クラリネット五重奏」の後に、クリスマスメドレーをレベッカ・フラナリーさんは格調高く奏でた。賛美歌「神はわがやぐら」をクインテット、ハープとソプラノ・大西淑子さん、バリトン・中西康雄さんをバックにバロックダンス・湯浅宣子さんと仕舞・上村敏文さんの荘厳な舞は東西の異なる文化が溶け合い、観る人を感動させ拍手喝采を浴びた。
ジャーナリスト・近藤三津枝さんの乾杯に続き楽しい食事と歓談の後も、イイ文化サロン合唱団20名がサンタクロースの衣装を身にまとい「ジングルベル」を歌い踊った。本年の掉尾を飾る集いに参加した人たちは新鮮な音楽を堪能し、心に残るコンサートとなった。幹事の桶村久美子さんが一年間の感謝を述べ閉幕した。