桜花爛漫の３月３０日（土）「第２回イイ文化サロン」をリーガロイヤルホテル（光琳の間）に１２４名の学者・音楽家・舞踊家・芸術家・文化関係者が参加して開催されました。
塚本文子さんのピアノ歓迎演奏が響く中、端信行会長から開会挨拶の後、女流能楽師の山下麻乃さんは「薬科大学生の時に能と出会い、能楽師を志し能の持つ幽玄の世界に魅せられた」と語っていました。また、厳粛な能を舞って参加者の大きな拍手を誘っていました。
作詞家・日本音楽著作権協会監事のもず唱平さんは「音楽著作権の関西と東京の比率は1：300と厳然たる東西文化の格差を打開しよう」と訴えられました。
早坂三郎幹事の乾杯の後、ランチをとりながらの楽しい対話の花は幾重にも咲いていました。
続いて、福島の復興を願い片岡量臣さんが作詞作曲した「東北頑張れ!福島頑張れ！」を16名の合唱団が熱唱し、参加者が心を込めて歌い上げました。船岡陽子副会長は「このサロンから関西文化の振興の灯を赤々と燃やそう」と心新たに進むことを誓い合いました。