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イイ文化サロン

第1回 イイ文化サロン

2012年12月1日(土)
午前11時30分〜午後1時30分

リーガロイヤルホテル

 

2012年12月1日(土)リーガロイヤルホテルに学者・文化人・音楽家・舞踊家・古典芸能家・画家・企業経営者・芸術愛好家など多彩な関係者が130人参加して「イイ文化サロン」の設立総会を開催した。
西村順吉・山田園子のバイオリンによる歓迎演奏が荘厳に響く中、端信行会長は「関西文化を盛り上げるためお互いにコミュニケーションを図り文化の在り方を創造しよう」と訴え、役員人事を紹介し参加者と一体となって盛り上げていくよう呼びかけた。
文楽人形遣いの第一人者・三世桐竹勘十郎が「浪速の人情が文楽を作った」をテーマに「文楽が浪速の人に愛され400年の歴史を築いて庶民の人情を育んできた。大阪市の補助金は厳しい状況にあるが、文楽の灯は絶やさないように努力したい」と文楽にかける情熱を語った。参加者からは「文楽の裏話や演者の苦労を聞き感動した。是非鑑賞したい」との声が寄せられた。
桂小春團治の乾杯の後、食事をとりながら「もっと関西の文化を盛んにしよう」「イイ文化サロンは必要」などの対話に花が咲き、参加者同士が紹介し合うなど和気あいあいの交流が進んだ。
そして、フルート奏者の初田茂子・章子によるベート?ベン「フルートデュオ」「フルートソロ」の華麗な音色が会場を包み、次にボーカリストの星千尋の合唱指導でベートーベン「交響曲第九番」を全員で合唱(ドイツ語)し、最後に彦前清吾事務局長が謝辞を述べ閉幕となった。ee01_2.jpg

2012/12/01        artculture   |