激動と変化の2013年に「イイ文化サロン」は設立1周年を迎えた。同年11月30日（土）に「講演と交歓の集い」をリーガロイヤルホテル(大阪市中之島)にて開催し、学者・文化人・音楽家・舞踊家・画家など芸術文化を愛する人140名が参加した。
新進気鋭のピアニスト藤田菜緒とチェリスト神倉辰侑によるエルガー作曲の「愛の挨拶」が華やかにオープニングを飾った。
今回の講演はカラーアナリストの桶村久美子氏「色の不思議な力」をテーマに、ストレスを感じる人には癒しの「緑」を、若がえりは「ピンク」の色彩によって人間の心は大きく変化することを強調した。
テレマン一筋に50年?指揮者の延原武春氏は「関西クラシックを熱く」するには演奏家が聴衆をもって楽しませ、元気を与える。「私は日本のクラシック界で最初にお話を取り入れた」それは聴衆と演奏家は深いところで共感するために始めた。講演後にオーボエを取り出して即興演奏「アベマリア」をプレゼント、これに参加者は熱い拍手で応えた。
韓国文化院のパクヨンへ院長の挨拶と乾杯の後、ランチを食しながら楽しい歓談のひと時を過ごした。
恒例のイイ文化サロン合唱団15名による「白い朝」と「手のひらを太陽に」を全員で合唱。最後に端信行会長は「関西文化の振興のため、来年も華やかに集おう」と宣言し閉幕となった。