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イイ文化サロン

第5回 イイ文化サロン

2014年4月5日(土)
午前10時30分〜午後12時30分

中之島フェスティバルタワー

春爛漫の4月5日(土)中之島フェスティバルタワー12階のアサコムホールで「第5回イイ文化サロン」を開催。学者・文化人・音楽家・舞踊家・市民など文化を愛する115名が参加した。
オープニングは「日本の四季メロディー」を弦楽三重奏(西村泳子・山田園子・中田美穂)が爽やかに奏でた。船岡陽子副会長は挨拶の中で大阪フィルハーモニー交響楽団の首席指揮者に就任した井上道義氏の功績を紹介し、大阪フィルの新たな船出に期待を寄せた。
井上道義氏と堀江政生氏(朝日放送アナウンサー)は「オーケストラと文化都市」をテーマに対談。井上氏は「オーケストラは社会の縮図、だから大阪フィルは大阪そのもの、オーケストラは文化を作り大阪を発展させる」とオーケストラと都市の関係を述べた後「文化は守るべきものではない、本物は必ず残る、本物のオーケストラであるかどうかだ」と、更に「大阪フィルは進化していけば本物になる」と力説し歴史の審判を仰ぐことを示唆した。
参加者からは「井上氏の本音の語らいは解りやすく良かった」「大阪フィルに親しみを感じる対談だった」との声。会場をレストランラルゴに移しフェスティバルプラザの林敬三副支配人から「大阪フィルが11年ぶりにフェスティバルホールに戻った」と称え新出発に乾杯。ランチを楽しみながらの文化談義は続いた。
在日コリアンのシンガーソングライターのイ・ヨンボ氏がサプライズ出演、「ほら春がきた」を謳い会場を盛り上げた。滝廉太郎作曲の「花」を全員で合唱し、幹事の門田展弥の一本締めで閉幕した。

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2014/04/05        artculture   |