短冊に願い事を書き竹に飾る「七夕」の前日に「第3回イイ文化サロン」がリーガロイヤルホテル(大阪市)に130名の学者・音楽家・舞踊家・芸術家・文化関係者が参加して開催。ヴィオラの中田美穂さんとピアノの西村佳子さんによるオープニング演奏に続き、船岡陽子副会長が体制の更なる強化充実を期すため4人の新幹事を紹介した。
チベット声楽家・バイマーヤンジンさんの講演は、18年前結婚を機に大阪に、世界一難しい大阪弁に戸惑いながらも異文化と悪戦苦闘の原体験と、チベットの子供たちに小学校9校と中学校1校を寄贈する故郷愛を語った。
大阪音楽大学理事長の中村孝義さんは阪神大震災の時、音楽演奏のボランティア活動で被災者に「生きる力」を与えたように政治家は人間の心を豊かにする音楽文化を軽視しないでほしいと強調した。
くいだおれの女将柿木道子さんのユーモアたっぷりの挨拶と乾杯の後、ランチを食しながらの友との楽しい文化談義に花を咲かせた。
「星に願いを」の曲をイイ文化サロン合唱団と参加者が謳いあげ、松本善實幹事は、「この活動が更に広がるように皆で盛り上げていこう」と訴え締めくくった。