2015年を締めくくる「第12回イイ文化サロン」は11月29日（日）リーガロイヤルホテルで盛大に開催された。
船岡陽子副会長の企画構成による「クリスマスコンサート」のトップはベートーヴェン「ヴァイオリンソナタ第４番」はヴァイオリン山田園子さんピアノ西村佳子さんの演奏、ヴァイオリンの明るい響きとピアノが調和した絶妙なる音を奏でた。
昨年に続き ヨーロッパ、アメリカで活躍のハープのレベッカ・フラナリーさんはお馴染みのクリスマスメドレーを繊細な音色とバリトン上村敏文さんが「埴生の宿」「讃美歌」を熱唱した。
続いて「皆で『第九』する！」笠谷和比古会長は「なぜ第九は偉大なのか」それはドイツの年末の習慣を日本伝統文化に昇華した歴史を語った。西村順吉さんの指揮で声楽家、イイ文化サロン室内楽アンサンブル、イイ文化サロン合唱団、第九合唱団の計４８名の編成、参加者もドイツ語の譜面を見ながら共演し盛り上がった。参加者からは「第九をこんな近い席で聞くことができ感動した」「演奏家と合唱団の一生懸命さがビンビン伝わってきた」との声が寄せられた。
この後は、法律家ピーターリースさんの乾杯、美味しいランチを食べながらの楽しい語らいは幾重にも広がった。中締めの挨拶の中で彦前清吾事務局長が３年間のご支援に感謝、来年は「イイ文化サロン」を一般社団法人にすることを発表し閉幕した。