第4回 京都サマーフェステバル

2018年8月18日（土）
京都コンサートホール（ムラタ）

 

全国各地に異常気象続き猛暑の８月１８日（土）午後２時から「京都サマーフェスティバル」が京都コンサートホール（ムラタ）で開催された。「和と洋…世界音楽めぐり」は尺八・三好芫山さんと筝奏者１3名による「飛騨によせる三つのバラード」、「尺八と打楽器のための組曲」を６名が静寂にまた力強く演奏した。
和から洋への転換はヴィブラフォン・西岡まり子さんの流麗な音色が会場を包んだ。ピアノ西村佳子さんの「ワルツ形式のエチュード」は激しく伸びやかなピアノは会場を圧倒し大拍手となった。辻井淳さんを中心に８名がビバルディ「四季より『春』」は外気温を感じさせない爽快感を聴衆に与えた。
企画構成の船岡陽子さんは「出演者にほんまもんの演奏を求めてきた」。「京都らしくよかった」と区自治会長は感想を。音楽を愛する市民と京都経済界が支える「夏の祭典」は京都の音楽芸術向上の一助となった。

第3回 京都サマーフェステバル

2016年7月24日（日）
ANAクラウンプラザホテル京都 2階 「平安の間」（二条城前）

 

「京都サマーフェスティバル」は、ANAクラウンプラザホテル京都に120名が参加し開催された。
「和と洋・世界音楽めぐり」のテーマを掲げドビッシー「月の光」を田村喜久子さんが美しく弾いた。ラヴェル「ピアノトリオ」を西村佳子・西村泳子、細辻秀美さんが息の合った演奏は美事。会長の笠谷和比古脚本「保元物語」をイイ文化サロン室内アンサンブルとソリスト大西淑子・上村敏文・中西康雄さんが謳い上げた。
来賓の京都市副市長藤田裕之さんは「文化庁の移転は京都に文化を愛する人、創造する人の広さと深さはさすが他市とは違う。そのためにもこの活動を継続してほしい」と期待を寄せた。ランチを食しての楽しい音楽談義の後、未来性に富んだ本間さくらちゃん（8歳）のピアノ演奏に万雷の拍手が起こり大きな盛り上がりを見せた。

 

第2回 京都サマーコンサート

2015年8月9日（日）
京都ブライトンホテル 2階 「慶祥雲の間」

 

「文化の都」京都から新進気鋭の演奏家と合唱を愛する市民が力を合わせ真夏の８月９日（日）に「京都サマーコンサート」が京都ブライトンホテルで開催。音楽家、学者、音楽愛好家など１４０名が参加した。
船岡陽子氏の企画構成による「和と洋」をテーマに筝曲から始まり室内楽、声楽、合唱、宮廷舞踏などのクラシック音楽１０曲と、それぞれに映像を配した演出は大変見ごたえのあるプログラムであった。またKBS京都ラジオパーソナリティーの山崎弘士氏が司会を務めなど豪華なメンバーが出演した。
参加者から「昨年よりも更に良かった、できすぎ」「映像を駆使した演奏・舞踊は素晴らしく感動した」などの反響があった。
京都市長・門川大作氏は「京都市は文化に力を注でいる。皆さんと京都サマーコンサートを盛り上げていこう」と挨拶。その後は、ランチを食べながらの音楽談義に華が咲いた。

 

第1回 京都サマーコンサート

2014年8月9日（日）
京都ブライトンホテル 2階 「慶祥雲の間」

 

　８月10日（日）京都ブライトンホテルの「京都サマーコンサート」は、あいにく西日本に大型台風が上陸する大雨の中、学者・文化人・音楽愛好家が１７３名が集った。このコンサートを企画構成・船岡陽子さんは「この悪天候の中に成功の因があった」。演奏家・声楽家・市民合唱団は緊張感を持って感動のステージを盛り上げ「関西の文化活動をもっと活性化させたい」の熱き思いのコンサートとなった。 　来賓に国際日本文化研究センター教授・笠谷和比古、立教大学名誉教授・宮島俊子、ヴァイオリニスト香西理子、本願寺法主大谷光道、料亭土井代表取締役・土井勝氏などが参加した。